自家焙煎コーヒー屋の儲けの手順 1
営業手順というか開業の手順と言うのか利益の手順というのか
この手順を踏むと「薄利多売の道をたどり こんなはずじゃなかった」
というお話になってしまう事が解ってきました。
自家焙煎コーヒー
多くの人は勉強して十分に準備をされていると思いますが、
業界のこぼれ話によると、開業には初期投資をドーーンとかけるそうです。
大金をかける半分の部分が焙煎機で、自家焙煎のコーヒー屋は
まとまったお金が必要なので、「退職後のタイミングで始めるとよい」
と、ネットや書籍に書かれてもいます。
高額な焙煎機は、精密機械の塊なので、安定しておいしい豆が焼けます。
と、言われています。そして実際に安定して焼けます。
しかし、ここまでは良いのですが、自家焙煎を始める準備期間
つまり、どれだけ豆を焼いてきたかの量が少ない場合、
焙煎機の実力が全く分からないで、試行錯誤して修行している人がいます。
これは非常に危ない状態です。
コーヒー豆の味が不安定のまま営業していることになります。
焙煎機購入 = 一年以上のお試し期間(修行)
この図式を知っていないと、お店にも影響が出てきます。
「前回買われたコーヒー豆は極上でしたが、
今回は味が少し落ちるんですけど、それでもいいですか?」
なんて会話をして、お客さんにコーヒー豆が売れますか?
自家焙煎珈琲屋 = コーヒー専門店
ですから、コーヒーのプロでなければなりません。
「プロなら開業していきなりおいしいコーヒーを焼き続ける」
これが一番の課題です。
では、こんな状態にならないためにはどうしたらいいのでしょうか。
答えは簡単です。
「焙煎機」を買わなければいいのです。
「自家焙煎のお店って、焙煎機が無くても営業できる」って
知っていましたか。
自家焙煎の勉強できるお店は、「当店の焙煎機をお使いください」
という店まであるのです。
先生が安定した焙煎機で、コーヒー豆のローストの方法を教えてくれます。
先ずは先生、師匠のお店の焙煎機でおいしいコーヒー豆を焼き、
その豆で自家焙煎の店を経営されてはいかがですか。
自分で焼いたコーヒー豆なら、立派な自家焙煎です。
豆を焼かせてもらって、先に安定した利益を確保するのはどうでしょうか。
そして
修行期間が長ければ長いほど、焙煎の先生との絆は深くなりますから
いちばん良い解決策になると思います。
儲けの手順1 は、
自分に安定した実力が着くまでは焙煎機を買わない です。
このメリットは、開業資金を減らし、かつ安定したコーヒー豆(商品)を持ち
利益を出しながら修行する という事です。
最初に資金投入ではなく、最初に利益商品の販売です。
利益さえ確保できれば、内装や焙煎機調達は、自己資金で出来ます。