自家焙煎コーヒー屋の儲けの手順 2
無店舗販売
自家焙煎珈琲屋は、開業するのに多額の資金を有します。
資金をかけた分、取り返す事が出来ないと、お店は
閉店に追い込まれます。
このブログを読んでいる人には、そうななって欲しく
ありませんので、私の経験の範囲内で、利益の出る
方法をお伝えします。
前回は、焙煎機にお金をかけない という方法でしたが
今回は、お店にもお金をかけない、無店舗販売という
手法です。
今回は、お金をかけない開業法という事で
「移動販売車」という選択肢を除きます。
・コーヒーの出前サービス
・イベント出店 祭り会場など
・ジョイントベンチャー(イベント屋と組む)
・通販専門店
などを実際にやってきました。
どれも無店舗で出来る手法なので、店舗資金はゼロです。
そして、この中で一番利益の出ないのは、通販専門店です。
コーヒー豆 100グラム○○○円 とコーヒー1杯○○○円 と
どちらが、楽に利益が出ると思いますか。
答えは、コーヒー1杯○○○円 の方が利益が出ます。
私の店では、1杯のコーヒーの方がダントツの19倍も利益が出ます。
豆売りは、1杯売りの19倍難しい
と、覚えておいてください。
しかし、利益率75%以上は取れます。
では、残りの3つの販売法のメリットを書きます。
1、店舗の家賃がかからない
2、集客コストがかからない
3、冷暖房費が無料
4、ジョイントベンチャーは、人件費まで相手もち
解説
コーヒーの出前サービス
ホームページを作り、コーヒーの出前承ります。
だけでもいいですが、ある程度のチラシ等の広告コスト
が必要です。しかし、
「あなたのコーヒー以外、もう飲めなくなりました」
と言うコーヒーを持っていれば固定客は付きます。
広告は、「コーヒーそのもの」という戦略もできます。
イベント出店
イベントの集客は、イベント自体がしてくれますので
人件費以外はほとんど無料です。売れたら売れただけ
利益です。
何度も出店をしていると必ずファンが出来てきます。
・ここのコーヒー屋さんだけは、見かけたら絶対に飲む
・年に一度だけど、こんなおいしいコーヒーが飲めるから
豆を絶対に買おうと楽しみにしてきました。
・次はどこに出店されるんですか、お店はどこですか
と、ファンと言える固定客はたくさん増えていきます。
出店すればするほど、お客に感謝され、対価が頂けます
ジョイントベンチャー
宝石屋の展示会でコーヒーを出した時の事です。
「私一人でコーヒー40杯は一度に運べませんので、
手伝って頂けますか」
この一言で人件費が無料になりました。
カフェ開業もいいですが、売れるまでは無店舗の
方がリスクは少ないです。
本当に店舗が必要かどうか、考えてみてはいかがでしょうか
ここまで、自家焙煎店には
・焙煎機は要らない 焙煎機レンタル
・お店は要らない 無店舗販売で裏の仕組みで稼ぐ
でした。