中島流焙煎教室 一流の仕事をし続ける
今日は約1年ぶりにコーヒーを買いに来てくれた
お客さんがこんな事を言っていました。
1杯あたり3gって言うのは、***に秘密があるって言うので合ってたっけ?
と、言うのは、ここへ来れなかった間、他の店で買っていたんだけど、
どの店も平気で1杯10gだとか12g使ってくれだとか、言って来る。
粉の量を大量に使うだけで、すぐにコーヒー豆がなくなってしまい、
また来てくれと言わんばかり。
と、近所のコーヒーの事を、ぼやいていました。
いや、違うんですよ。
1杯12gを使うのが普通なんですけど、
真珈琲人のCOFFEE が1杯あたり3gで出来てしまうものだから
このコーヒーが基準になってしまったのでしょう。
全く普通のコーヒーの世界が、物足りなくなるようです。
「高いけど安いコーヒー」とお客さんは変なコメントを
残しますが、割高に見えて、実は安くて良質なコーヒー。
と、言うことでしょう。
「1杯あたり3gでおいしいコーヒー」しかもブレが無く
いつ行っても同じ香味のコーヒーが手に入る。
簡単で当たり前のことですか、コーヒー焙煎にとって、
年中同じ最高品質なんて至難の業。
私はクリアーしたから出来ますが、これが永遠のテーマの人もいます。
一流の仕事とは、「同じ最高品質のモノを年中作り出せるか」だと考えています。
極上のコーヒーが欲しくて、愛知県から来るわけで
来たら前回よりも香りのしない普通のコーヒーだった
なんて事だったら・・・・期待の裏切り観が半端じゃなくなりますからね。
一流の仕事は、「同じ最高品質のモノを年中作り続けること」
そして「お客さんの満足が一番の仕事である」と本日のドラマは
教えてくれました。